遠隔管理をはじめたいと思ったら、安価にスタートできるSwitchBot社のスマートリモコン「ハブミニ」について、記事を2本書きました。
赤外線リモコンは簡単に導入できて便利なのですが、送りっぱなしなので、実際に動いているかどうかの確認をとることはできません。
なので、スマートリモコンでエアコンを操作しつつも、本当に動作しているかを確認するためには、部屋の温度を知る必要があります。
で、ハブミニをもっていれば、それとBluetoothで接続できる「デジタル温湿度計」があります。
今回はこの「デジタル温湿度計」についてご紹介します。
外観
こちらがパッケージ。
箱の中には、本体、単4電池2本、両面テープが同梱されています。
単4電池2本はこのように挿入。
電池を入れるとすぐに温度と湿度が表示されました。
また、電池残量も表示されます。
取説を見ると、単4電池2本で約1年間使用できるとのことです。
スマートフォンアプリでデバイスの追加
まずはスマートフォンでSwitchBotのアプリを立ち上げる。
右上の”+”をタップ。
温湿度計を検出するのでタップ。
温湿度計本体のボタンを長押しします。
液晶画面にBluetoothのマークが表示されます。
無事に温湿度計が追加されました。
デバイス名を設定します。
これで、一覧の中に温湿度計も表示されるようになりました。
温湿度計をスマートフォンアプリで確認
スマートフォンアプリで「温湿度計」をタップすると、温湿度計のデータが表示されます。
温湿度計の設定では、アラート設定やクラウドサービスなどがあります。
温度と湿度それぞれにアラートがあり、設定した温度を下回った時や上回った時にアラート機能が使えるようです。
クラウドサービスには、SwitchBotの他のアプリとの連携を行う「シーン」、GoogleHomeやAlexa,LINE Clobaなどのスマートスピーカーとの連携、IFTTTやSiriにも連携できるようです。
シーンをタップすると、「シーンを作成」のメニューが表示されます。
このように条件とアクションが設定できます。
いろいろ使えそうですが、シーンについては改めて使い方を確認してみます。
SwitchBot APIでも確認してみた
前の記事でハブミニのAPIを確認しました。
SwitchBotのAPIを使ってエアコンを赤外線リモコンで遠隔からOn/Offする方法|遠隔管理研究所
再度、デバイス情報を確認したところ、今回追加した「温湿度計」もDeviceIDを取得できたので、APIから温湿度計のデータを取得することもできそうです。
これは、次回チェックしてみます。
まとめ
SwitchBotの温湿度計について開封とデバイスの追加をしてみました。
SwitchBotのハブミニを使っていれば、スマートフォンのアプリから「シーン」という機能や「アラート」を使って連動させることができそうです。
また、APIを使ってセンサーデータを取得することができるので、Node-REDを使ったアプリケーションの開発にも利用できます。
次回は温湿度計のAPIを確認しながら、今後、どんな使い方ができるのかを考えてみます。